脚長差で13級相当が認定、交渉により逸失利益を満額獲得!

  • CASE901
  • 2017年05月30日更新
女性
  • 10代
  • 女性
  • 学生
  • 示談交渉
  • 後遺障害
  • ■後遺障害等級13級
  • ■傷病名左下腿開放骨折
  • 保険会社提示額257万5786円
  •  
  • 最終示談金額614万948円

ご相談に至った経緯

当時小学生だったMさんは、横断歩道のない車道を横断中、車にはねられてしまい、下腿開放骨折等の重傷を負いました。

ご相談内容

Mさんは、下腿開放骨折等の重傷を負い、医師から後遺障害が残るかもしれないと言われてしまいました。
そこで、Mさんの親御さんは、後遺障害の手続きやその後の流れ等に不安に思われ、ベリーベストへご相談されました。

ベリーベストの対応とその結果

Mさんは骨折について、懸命に治療を続けましたが、骨折部が変形して癒合してしまったことで、症状固定時に至っても数センチの脚長差が残ってしまいました。そこで、当事務所から医師に対し、脚長差に着目した後遺障害診断書を作成してもらうように依頼し、結果として後遺障害等級13級を獲得しました。脚長差の後遺障害においては、自賠責が考える「脚長」の部分が決まっており、その部分を測定値の記載を要するため、注意が必要です。

その後、当事務所から相手方保険会社に対し、13級を前提として慰謝料や逸失利益を算定の上、損害賠償請求を行いましたが、保険会社はMさんがまだ幼く、成長に伴って脚長差が解消される可能性があるとして、逸失利益の支払いを全面的に拒否してきました。
そこで、弁護士がMさんの主治医に会いに行き、直接面談を行った後に、医師に意見書を作成してもらい、保険会社に対し、この意見書や過去の裁判例等を示し粘り強く交渉を行いました。その結果、Mさんの67歳までの逸失利益について、満額を獲得することに成功しました。

このように、後遺障害等級が獲得できた場合であっても、保険会社は色々な理由を付けて逸失利益等を否定してきたり、慰謝料を減額して主張してくる場合があります。ベリーベストへご相談いただければ、相手方保険会社の言い分の正当性についても検討を行い、医師へ見解を求めたり、判例を研究する等して、少しでもお客様が適正な賠償額を得られるよう努めています。保険会社の提示額や主張内容について疑問に思われた場合は是非ご相談ください。

全国の各オフィスから寄せられた解決事例をご紹介しております。(※ベリーベスト法律事務所全体の解決事例となっています)