後遺障害による仕事への支障を詳細に主張し、短期間で賠償金額を約400万円増額

  • CASE725
  • 2022年07月05日更新
男性
  • 50代
  • 男性
  • 会社員
  • 示談交渉
  • ■後遺障害等級11級7号
  • ■傷病名腰部捻挫、両股関節痛、第12胸椎圧迫骨折
  • 保険会社提示額852万8676円
  •  
  • 最終示談金額1250万円

ご相談に至った経緯

Aさんは交差点で青になったため車を進めたところ、右側から居眠り運転をして信号無視をしてきた加害者車両が衝突。結果、第12胸椎圧迫骨折を含む重傷を負ってしまいました。

ご相談内容

ご相談時、既に保険会社から示談金の提示があったものの、逸失利益の基礎収入額に大きな争いがありました。

Aさんは、事故当時、会社でこれまでの頑張りが認められて収入が大幅に上がった時期であったため、事故にあった年の収入が前年よりも大幅に上がっていました。しかしながら、保険会社は事故にあった前年の収入を前提に逸失利益を主張していたため、Aさんの実際の収入を基準した金額と乖離した内容となっていました。そのため、Aさんには、事故当時の収入を前提としたいという強い希望がありました。

また、Aさんは事故の影響で生活が苦しく、早期解決希望であったため、迅速な対応を求めていました。

ベリーベストの対応とその結果

まずは速やかに適切な損害の計算をし、早急に示談交渉を進めました。
保険会社は、現在の就業状況や、実際の仕事への支障などを含めて、現状について詳細に開示するよう求めてきたため、これらに速やかに対応のうえ、仕事への支障、Aさんのキャリアプランに傷がついてしまったことについても詳細に主張をしました。

その結果、保険会社としても実状を理解し、ご依頼から2か月余りで、約400万円増額した内容で示談をすることができました。

保険会社は、様々な場面で実態を無視した形式的な対応や金額提示をしてくることもあります。
今回のケースのように、弁護士が実状について詳細に主張することで保険会社もそれを前提とした賠償に応じるということも数多くあります。保険会社の提示した内容に納得がいかないという方は、一度弁護士に相談することをおすすめします。

全国の各オフィスから寄せられた解決事例をご紹介しております。(※ベリーベスト法律事務所全体の解決事例となっています)