依頼者のもとに足を運び、事情を綿密に調査したことで和解が成立!

  • CASE1059
  • 2020年12月01日更新
男性
  • 80代
  • 男性
  • 無職
  • 示談交渉
  • 後遺障害
  • ■後遺障害等級11級7号
  • ■傷病名左大腿骨転子下骨折、右脛骨高原骨折、第3、4、5腰椎圧迫骨折
  • 最終示談金額649万3833円

ご相談に至った経緯

Nさんは、散歩中で横断歩道を渡っていたところ、対向車線から右折してきた自動車にはねられ、腰椎圧迫骨折、右脛骨高原骨折、左大腿骨転子下骨折という複数個所にまたがる大きな傷害を負いました。
Nさんは、散歩が趣味で事故前は良く歩き回っていましたが、交通事故に遭い、歩行補助器を用いなければ歩くことも困難になりました。

ご相談内容

Nさんは、80歳以上と高齢者であり、傷害の程度も重かったので、ご子息が相談に来所されました。元気だったお父様が無念にも交通事故に遭い、散歩ができなくなったことを悔しく感じておられました。

また、交通事故の対応が全く分からなかったので、どのように進めて行けばよいのか相談したくご来所されました。

ベリーベストの対応とその結果

Nさんの傷害の程度は重く、治療は10ヶ月近くに及びました。

相手方保険会社が払わなければ高額な治療費をNさんご自身が一時的に負担しなければならなくなるので、相手方保険会社には治療費を支払ってもらうよう粘り強く交渉しました。
その甲斐もあって、Nさんは治療費を負担することなく症状固定日まで治療を継続することができました。

また、傷害の程度が重かったので、後遺障害の等級申請にあたっても適正な等級結果が認定されるように資料の収集には注意を払いました。その結果、Nさんには後遺障害等級11級7号の認定がなされ、損害賠償額にも大きな影響を与える結果となりました。
また、過失割合についても争いになりそうだったので、実況見分調書を取り寄せ、事故現場を詳細に検討し、Nさんには過失が全くないこと(過失割合0:10)を主張しました。重要な資料を整えることで、相手方保険会社にも納得してもらい、過失割合は0:10となりました。

Nさんからは、本件損害賠償交渉の終了後、ご丁寧に事務所までご挨拶にお越しいただき、感謝の言葉を頂きました。
依頼者から感謝の言葉を頂くことは弁護士冥利に尽きるものであり、今後も依頼者の気持ちに寄り添う業務遂行に尽力しなければならないという思いにさせられます。

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